スマホ全盛時代と言われる現代。若者たちのマスコミ離れが叫ばれる中、新幹線開通で大きく成長と変化を見せる金沢にとって、貴重な情報発信源として見逃せない存在となっているのがフリーペーパーです。

 

■販促やマーケティングに活用できるフリーペーパー

フリーペーパー（和製英語）は、広告収入を元に定期的に制作され、無料で特定エリアの読者層に配布される印刷メディアです。エリアに密着し、独自の取材記事内容も満載です。

 

このような印刷媒体を「生活情報紙（誌）」「地域密着型フリーペーパー」などと呼び、特に冊子形態で雑誌に準じるものは「フリーマガジン」とも呼ばれます。

 

金沢エリアでの販促やマーケティングを行いたい企業にとって、金沢エリアを知り尽くしたフリーペーパーは選択肢の一つになっています。

 

フリーペーパーを活用する上で注意しなければいけない点は、エリアごとの配布カバー率やターゲット層です。メディアによって異なるので、広告出稿を検討する際はしっかりと検討が必要です。一般にエリアカバー率が高いほど媒体価値が上がります。

 

また、配布方法は新聞折込やポスティング、ラック設置、施設内配布及び設置など様々。

広告出稿を検討するなら、そのフリーペーパーに継続的に広告出稿しているクライアントとその業界はどこか？を調べてみるのも大事です。継続出稿の事実は、媒体効果の証とも言えます。

 

■金沢のフリーペーパー

今、全国から最も注目される都市・金沢。歴史的にも文化的にも溢れんばかりの魅力と街並みを大切にしながらも、変化を続けています。その変化に追いつくようにフリーペーパーも活発に情報発信しています。

 

Favo（ファーボ）　(株式会社ストアインク)

「Favo金沢版」は2006年から発行されています。ファーボは内容･ヴィジュアルともに従来のフリーペーパーの枠を大きく覆したフリーマガジンとして20代〜40代の女性を中心に多くの支持を受けています。洗礼されたデザインとしっかりとした取材力、月1回の発行ではあるものの、ボリューム満点。県内1,000ヵ所にラック設置と飲食店・ヘアサロン、病院等へDM送付されています。

発行日

毎月末日

発行部数

120,000部

配布エリア

金沢市、野々市市、白山市、津幡町、内灘町、かほく市

配布形態

県内1,000ヶ所にラック設置、飲食店やヘアサロン・病院等にDM送付

＜店舗設置場所＞

【コンビニ】サークルK、ファミリーマート（一部除く）、ローソン（一部除く）、デイリーヤマザキ、サンクス（内灘町・津幡町とかほく市のみ）

【ショッピングセンター】イオン御経塚、イオン金沢、イオン松任、イオン杜の里、イオン新小松店、示野イオン、かほくイオン、コンフォモール内灘、マックスバリュ各店、アピタ金沢店、アピタタウン金沢ベイ店、アルプラザ金沢、アルプラザ津幡 etc

【スーパー】大阪屋各店、ナルックス各店、アルビス各店 etc

【その他】クスリのアオキ全店、コメヤ薬局全店、チェルシーニューヨーク、文苑堂書店、ゴーゴーカレー、カレーのチャンピオン本店、8番ラーメン、八幡のすしべんetc

広告について（料金・問い合わせ先など）

Favoホームページ

 

 

金沢情報　(株式会社カラフルカンパニー)

地域情報誌としての歴史は古く、1986年創刊で、石川県内では実績の高い地域密着型のフリーペーパーです。この街が好きになる、毎日がもっと楽しくなる生活情報誌。構成は、【特集】【住宅情報】【求人情報】の3部構成です。一般住宅へ無料個別配布されており、配布エリア内世帯カバー率は80％とエリアカバー率が高いのが特徴です。

発行日

毎週水曜日

発行部数

235,000部

配布エリア

金沢市・野々市市・内灘町・津幡町・白山市の一部（旧松任市）

配布形態

無料戸別配布、店舗設置

＜店舗設置場所＞
金沢情報の設置場所紹介ページ

広告について（料金・問い合わせ先など）

金沢情報ホームページ

 

 

リビングかなざわ　（株式会社北國リビング新聞社）

家庭内で消費の主導権を持つ40代～60代を中心とした主婦層に、同じ生活者の目線で情報を発信する、主婦を動かす生活情報誌です。家庭で消費の決定権を持つ “主婦層”へダイレクトに訴求しています。一般住宅へ無料個別配布されています。「リビングかなざわ」に広告やチラシなどの折込を行うことができます。

発行日

毎週土曜日

発行部数

150,000部

発行エリア

金沢市・野々市市・白山市・津幡町・内灘町

配布形態

リビングレディが1戸に1部、確実に配布

広告について（料金・問い合わせ先など）

https://www.hokkokuliving.co.jp/advertise/

 

 

■まとめ

金沢には独自のフリーペーパーが存在します。無料で手に入る上に、最新の情報も豊富。地元に特化したコアでマニアックな情報や、ちょっとしたお得情報も手に入るので市民の行動派にとっても重宝しています。

みんながスマホを持つ時代、自ら知りたい情報はスマホの検索で情報入手するのが当たり前ですが、全く知らない最新の情報を得るのにフリーペーパーはとっても便利です。観光客に対しても、ひと味違う観光情報を金沢のフリーペーパーから発信することで、新しい金沢の旅が生まれるかもしれませんね。

 

商品やサービスのプロモーションに、金沢フリーペーパーのパワーは侮れません。

金沢エリアでの販促やマーケティングとしてフリーペーパーを活用するなら、エリアごとの配布カバー率やターゲット層を調査し、効果的に広告出稿を行うとよいでしょう。

さらにエリアマーケティングをきちんと組み立てたいなら、フリーペーパーで認知してもらい、Webマーケティングできちん売り上げに結びつけていくというような「理想的な方法」を検討することが重要です。